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三国志4巻@宮城谷昌光を読みました

三国志の4巻を読みました。孫堅の死に始まるこの巻ですが、関西では横暴を極めた董卓が呂布に殺され、董卓の元部下達が逆襲し政権を握っていきます。関東では曹操が黄巾賊討伐からえん州を支配するようになり父親を殺された恨みから徐州の陶謙を攻撃します。陶謙援護のため劉備が徐州に入るも敗北、しかし曹操はえん州で反乱が起きてしまい大あわても鎮圧。あらすじも長くなってしまいますね。



この巻では関西での主導権争いでは勝った者が皇帝を握る、関東では群雄割拠ではあるが袁紹が一番有力で献帝とは別に皇帝を立てようと画策するもうまく行かず、袁術は戦争に負け拠点移動、孫策は父親の跡を継ごうとがんばる、と言う感じです。袁紹が別に王朝を立てようとしていたというのがおもしろかったです。

この巻で活躍する個別の武将では、謀将賈く(ごんべんに羽)はやはり良いですね。うまく立ち回って何人もの主君に仕え最後は曹操、曹丕2代に渡って重臣となり77歳で天寿を全うとこの時代にしては素晴らしい人生だと思います。知謀もさえ渡り司馬懿なんかと比べると地味ですが頭が切れる人だったんだなあと思いました。
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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門田 匡史

Author:門田 匡史
奈良県生駒市の生駒吉岡皮膚科医院の院長をしています。趣味の話など書いております。

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