「三国志9巻@宮城谷昌光」を読みました
いつの間にか出ていた「三国志9巻」を読みました。曹丕が死に曹叡が魏の皇帝になったりしますが、メインは諸葛亮と司馬懿の戦いになります。「これを読んで涙を流さなければ人ではない」とまで言われた「出師表(すいしのひょう)」の下りから始まります。
ちなみに中学生の時にNHKで人形劇三国志と言うのをやっていてずっと見ていた記憶があるのですが、森本レオさんが諸葛亮役をやっていて、この「出師表」を読むところは本当に良い声で素敵だったのを覚えています。なぜか無駄に全文記憶していたように思います。
結局諸葛亮は「泣いて馬謖を斬る」等もあり魏を倒すことは出来ないわけですが、完璧な人物ではなく欠点もあるところがまた人間らしくもあります。魏延の策を取って長安へ攻めていたら違った展開になっていただろうに、と思いました。
最後の方は呉と遼東の争いという全く本筋から離れていて、しかし三国志の時代にあって4国目とも言える遼東がでてきて、ほほー、と言う感じでした。
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