イル・ギオットーネ 京都店 (IL GHIOTTONE)@京都東山
先日京都に行ったのですが、その際に「イル・ギオットーネ 京都店 (IL GHIOTTONE)」に行ってきました。京都を代表するイタリアンの名店、と言うことで非常に楽しみにして行ってきました。
場所は四条を下って東大路通りから東側の八坂の塔のすぐ横です。一見すると質素な町屋という感じ、意表をつかれました。普通に店前に自転車が止まっているのが京都らしいですね。
メニュー構成はランチコースA¥3990、B¥5775が基本でシェフスペシャルランチというのがさらに上の値段でありました。せっかくなので色々食べようと言うことでA、Bをそれぞれ注文しました。
Aオクラのピュレを入れた干し貝柱風味の冷たい冬瓜のスープ 帆立のサルティンボッカと「すだちの泡」
泡が浮いているという見た目がおもしろかったです。
Bサッと炒めたヒイカとリコッタチーズを浮かべたヴィシソワーズ トリュフの香りで
ヴィシソワーズ自体ももちろんおいしいのですが、イカがしゃきしゃきでチーズもきいていて、料理全体としてこんなおいしい冷製スープは食べたことがないという感じでした。
Aアジのマリネととろっとろの焼きナスのティンバッロ 赤ピーマンのエスプーマと「フェイク・キャビア」
B温かい枝豆のスフォルマート ボタン鱧と賀茂ナスの揚げびたし仕立て
鱧と賀茂ナスとはなんとも京都らしいと思いました。イタリアンで鱧とは初めてかもしれませんが、器をお椀にしたら和食でも通るんじゃないでしょうか。スフォルマートを調べると洋風の茶碗蒸しみたいなイメージのようです。枝豆と言うのがおもしろかったです。和とイタリアンのすばらしい融合でした。
Aバジリコペースト入り軽いトマトソースのバヴェッティーネ
バジルを合わせたチーズがのっていました。ピッツアで言うとことのマルゲリータの組み合わせですね。
Bしゃきしゃきエノキ茸の冷たいフェデリーニ キャビア添え
これはおいしすぎてびっくりしました。冷製スープ、冷製パスタ、ついでに冷麺と料理の種類によっては冷たいものを下に見てしまう人間なのですが、冷たい温かいを超えて最高のパスタでした。
見た目はシンプルで色の種類も少ないのですが、まず麺の腰が強くグミグミっと言うパスタであまり感じたことのない食感でした。オイルと酢と思うのですが、シンプルな味付にキャビアの塩味がアクセントになり、パスタでは珍しいエノキもしゃきしゃきとよくあっていました。
Bフォアグラを包んだとうもろこしのかき揚げ そのポタージュと塩キャラメルジェラート
フォアグラが主張しすぎず、とうもろこしの甘さが際だつかき揚げでした。ポタージュもとうもろこしで甘くさらにジェラートが入っていると言うのがおもしろかったです。
A香ばしいホロホロ鳥の炭火焼き 長芋、モロヘイヤ、金時草の「ネバネバ」フリカッセ 2色マスタードのソースで
ホロホロ鳥を巻いて焼いてありますが、マスタードのソースも合っていておいしかったです。
B豚ロース肉の炭火焼き パリパリレタスとブリアンゼッタ「シーザー風」
これもびっくりでした。洋食の肉料理の好みとして鶏・牛>豚と言うのがあり、どうしても豚は落ちると感じていたのですが、これは違いました。豚は大阪のブランド豚「犬鳴豚」らしいのですが、赤身がジューシーでうまみたっぷりで、脂身部分もそこそこあってしつこいかと思ったのですが全くしつこくなくそれでいて香ばしさ抜群でうますぎました。今まで食べた豚料理の中でベストかもしれません。
A本日のドルチェ
杏仁豆腐とイチジクにアイスが合わせてあります。アジアンテイストでおいしかったです。
Bガトーショコラ
Bコースのデザートは5,6種類から選べました。説明を聞いてから選ぶのですが、いまいち聞いてもすぐ忘れてしまいました。
これはガトーショコラに洋梨とエスプレッソのジェラートがあわせてあります。Aコースがフルーツ系だったのでガトーショコラで良かったと思います。
とまあコース2つで品数が多く長々となってしまいましたが、Bコースが素晴らしかったと思います。使っている素材が良いのはもちろんですが、京都風なアレンジがあったり、野菜の使い方が素晴らしかったり、それぞれのメニューが独創的でした。
良いものをオーソドックスに使って高いというわけではなく、その独創的な料理がオンリーワンなのが価値があるお店だなあと思いました。京都はなかなか奥が深いですね。
イル・ギオットーネ 京都店 (IL GHIOTTONE)
075-532-2550
京都府京都市東山区下河原通塔の前下ル八坂上町388-1
営業時間 12:00-14:30 18:00-21:30
HP:http://www.ilghiottone.com/home.html

場所は四条を下って東大路通りから東側の八坂の塔のすぐ横です。一見すると質素な町屋という感じ、意表をつかれました。普通に店前に自転車が止まっているのが京都らしいですね。
メニュー構成はランチコースA¥3990、B¥5775が基本でシェフスペシャルランチというのがさらに上の値段でありました。せっかくなので色々食べようと言うことでA、Bをそれぞれ注文しました。

Aオクラのピュレを入れた干し貝柱風味の冷たい冬瓜のスープ 帆立のサルティンボッカと「すだちの泡」
泡が浮いているという見た目がおもしろかったです。

Bサッと炒めたヒイカとリコッタチーズを浮かべたヴィシソワーズ トリュフの香りで
ヴィシソワーズ自体ももちろんおいしいのですが、イカがしゃきしゃきでチーズもきいていて、料理全体としてこんなおいしい冷製スープは食べたことがないという感じでした。

Aアジのマリネととろっとろの焼きナスのティンバッロ 赤ピーマンのエスプーマと「フェイク・キャビア」

B温かい枝豆のスフォルマート ボタン鱧と賀茂ナスの揚げびたし仕立て
鱧と賀茂ナスとはなんとも京都らしいと思いました。イタリアンで鱧とは初めてかもしれませんが、器をお椀にしたら和食でも通るんじゃないでしょうか。スフォルマートを調べると洋風の茶碗蒸しみたいなイメージのようです。枝豆と言うのがおもしろかったです。和とイタリアンのすばらしい融合でした。

Aバジリコペースト入り軽いトマトソースのバヴェッティーネ
バジルを合わせたチーズがのっていました。ピッツアで言うとことのマルゲリータの組み合わせですね。

Bしゃきしゃきエノキ茸の冷たいフェデリーニ キャビア添え
これはおいしすぎてびっくりしました。冷製スープ、冷製パスタ、ついでに冷麺と料理の種類によっては冷たいものを下に見てしまう人間なのですが、冷たい温かいを超えて最高のパスタでした。
見た目はシンプルで色の種類も少ないのですが、まず麺の腰が強くグミグミっと言うパスタであまり感じたことのない食感でした。オイルと酢と思うのですが、シンプルな味付にキャビアの塩味がアクセントになり、パスタでは珍しいエノキもしゃきしゃきとよくあっていました。

Bフォアグラを包んだとうもろこしのかき揚げ そのポタージュと塩キャラメルジェラート
フォアグラが主張しすぎず、とうもろこしの甘さが際だつかき揚げでした。ポタージュもとうもろこしで甘くさらにジェラートが入っていると言うのがおもしろかったです。

A香ばしいホロホロ鳥の炭火焼き 長芋、モロヘイヤ、金時草の「ネバネバ」フリカッセ 2色マスタードのソースで
ホロホロ鳥を巻いて焼いてありますが、マスタードのソースも合っていておいしかったです。

B豚ロース肉の炭火焼き パリパリレタスとブリアンゼッタ「シーザー風」
これもびっくりでした。洋食の肉料理の好みとして鶏・牛>豚と言うのがあり、どうしても豚は落ちると感じていたのですが、これは違いました。豚は大阪のブランド豚「犬鳴豚」らしいのですが、赤身がジューシーでうまみたっぷりで、脂身部分もそこそこあってしつこいかと思ったのですが全くしつこくなくそれでいて香ばしさ抜群でうますぎました。今まで食べた豚料理の中でベストかもしれません。

A本日のドルチェ
杏仁豆腐とイチジクにアイスが合わせてあります。アジアンテイストでおいしかったです。

Bガトーショコラ
Bコースのデザートは5,6種類から選べました。説明を聞いてから選ぶのですが、いまいち聞いてもすぐ忘れてしまいました。
これはガトーショコラに洋梨とエスプレッソのジェラートがあわせてあります。Aコースがフルーツ系だったのでガトーショコラで良かったと思います。
とまあコース2つで品数が多く長々となってしまいましたが、Bコースが素晴らしかったと思います。使っている素材が良いのはもちろんですが、京都風なアレンジがあったり、野菜の使い方が素晴らしかったり、それぞれのメニューが独創的でした。
良いものをオーソドックスに使って高いというわけではなく、その独創的な料理がオンリーワンなのが価値があるお店だなあと思いました。京都はなかなか奥が深いですね。
イル・ギオットーネ 京都店 (IL GHIOTTONE)
075-532-2550
京都府京都市東山区下河原通塔の前下ル八坂上町388-1
営業時間 12:00-14:30 18:00-21:30
HP:http://www.ilghiottone.com/home.html
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