「ヴァチカン物語@塩野七生 他」を読みました
塩野七生さんの名前につられて「ヴァチカン物語」と言う本を読みました。

塩野七生さんが書いているのは冒頭の文章くらいでごく一部でしたがここがなかなか良かったです。多神教と一神教の違いは神の数ではなく他の神の存在を受け入れるかどうか、とか宗教は信じることからはじまるが哲学は疑うことからはじまる、だから自分は(哲学科出身の方です)カトリック教徒にはなれない、など短いながらもカトリックに対する考え方が読み取れました。
「ローマ人の物語」を読んでいても合理的で多神教な古代ローマ人にシンパシーを感じておられるように思いながらもなんとなくイタリア在住でカトリック教徒なのかなと思っていましたが、そうではなかったのでした。
塩野七生さんの文章以外はだいたいヴァチカンの歴史、美術品などの紹介がメインでしたいろいろな紆余曲折があり現在に至るわけが分かりました。ミケランジェロもサン・ピエトロ大聖堂の設計図を書いたことがあったんだとか、なかなかおもしろかったです。基本的に歴史>美術と言う好みな人間なのですが、ミケランジェロとベルニーニは圧倒的だなと感じてしまいます。
塩野七生さんが書いているのは冒頭の文章くらいでごく一部でしたがここがなかなか良かったです。多神教と一神教の違いは神の数ではなく他の神の存在を受け入れるかどうか、とか宗教は信じることからはじまるが哲学は疑うことからはじまる、だから自分は(哲学科出身の方です)カトリック教徒にはなれない、など短いながらもカトリックに対する考え方が読み取れました。
「ローマ人の物語」を読んでいても合理的で多神教な古代ローマ人にシンパシーを感じておられるように思いながらもなんとなくイタリア在住でカトリック教徒なのかなと思っていましたが、そうではなかったのでした。
塩野七生さんの文章以外はだいたいヴァチカンの歴史、美術品などの紹介がメインでしたいろいろな紆余曲折があり現在に至るわけが分かりました。ミケランジェロもサン・ピエトロ大聖堂の設計図を書いたことがあったんだとか、なかなかおもしろかったです。基本的に歴史>美術と言う好みな人間なのですが、ミケランジェロとベルニーニは圧倒的だなと感じてしまいます。
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