「草原の風 上@宮城谷昌光」を読みました
宮城谷昌光さんの「草原の風 上」を読みました。「三国志」「湖底の城」もまだ単行本では完結していませんが、また新しい本が出ていました。

後漢創業の光武帝劉秀の物語です。漢の高祖劉邦はなんやかんやでよく出てきますが、光武帝はいまいち地味な印象で余りよく知らない人物です。
一応先祖は皇室であるものの、その末裔のさらに分家だったらしく農業を行っていたり庶民からはちょっと上くらいであまり良い出身とはいえないようでした。
この巻では王莽に対する反乱を準備するまでの劉秀の話で、首都に留学したり、商売したり、いろんな人と出会ったりとこれまた地味な内容でした。
新の王莽と言えば、平家物語に出てくるほどの有名な逆臣です。なんとなく王莽が簒奪した後世の中が乱れに乱れて、と言うようなイメージだったのですが意外とそういうわけではなく、ある程度安定していたんですね。それが天災や失政をきっかけにあちこちで反乱が起きて劉秀達の挙兵にもつながっていったようです。
と言うわけで次の巻を待ちましょう。
後漢創業の光武帝劉秀の物語です。漢の高祖劉邦はなんやかんやでよく出てきますが、光武帝はいまいち地味な印象で余りよく知らない人物です。
一応先祖は皇室であるものの、その末裔のさらに分家だったらしく農業を行っていたり庶民からはちょっと上くらいであまり良い出身とはいえないようでした。
この巻では王莽に対する反乱を準備するまでの劉秀の話で、首都に留学したり、商売したり、いろんな人と出会ったりとこれまた地味な内容でした。
新の王莽と言えば、平家物語に出てくるほどの有名な逆臣です。なんとなく王莽が簒奪した後世の中が乱れに乱れて、と言うようなイメージだったのですが意外とそういうわけではなく、ある程度安定していたんですね。それが天災や失政をきっかけにあちこちで反乱が起きて劉秀達の挙兵にもつながっていったようです。
と言うわけで次の巻を待ちましょう。
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