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九州観光列車乗り鉄旅行記 3日目その3「はやとの風」編

3日目最後ははやとの風に乗り込み鹿児島中央駅まで向かいました。

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漆黒のボディです。このはやとの風も展望スペースがありました。

さてこの辺りはかなり疲れも出てきました。特に長男はずっと寝てました。親の自分達もボーッとしていたように思います。

このはやとの風の見どころはまず古い駅舎です。

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大隅横川駅。1903年に開業した肥薩線最古の駅舎で歴史があります。

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嘉例川駅。こちらも1903年に開業です。特にこの嘉例川駅には降りるとたくさんの人がいました。駅自体が観光地で車で来る人が多いのでしょう。嘉例川駅は駅舎保存のため地元自治体が買い取った経緯があるそうです。

そしてはやとの風一番のお楽しみが駅弁「百年の旅物語 かれい川」です。九州駅弁グランプリ3連覇を誇る有名駅弁です。

当日午前に嘉例川駅で買うか2日前までにJR九州のみどりの窓口で予約するか、もしくは当日はやとの風車内に運良くあれば買うことができます。この日は予約なしでも買える分が2つありました。我が家は熊本についた初日に申込んでいたので車内で受け取りいただきました。

テレビで嘉例川駅の番組を見たことがあったのですが、名物駅弁を作ろうと地元のお惣菜屋さんが作ったそうです。

他の駅弁は肉や魚がメインだか野菜にこだわったと作っている人が言っていたのを覚えています。その通り野菜満載の駅弁でした。どうしても野菜より肉や魚の方が豪華に思えますが、この「百年の旅物語 かれい川」はまったくそんなことはなく、正直びっくりしました。

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竹の皮のお弁当箱の中におかず満載です。中に内容が書いた紙がありました。それによると・・・

ご飯は霧島市の棚田で取れた「ひのひかり」に地元嘉例川の松下実雄さんが原木栽培した「しいたけ」と竹の子を炊き込みました、とあります。このしいたけは番組でも見ました。味が深くておいしいしいたけに炊き込みご飯でした。

おかずも色々でガネ、千切り大根の煮物、ミソ田楽、スセ(酢の物)、嘉例川コロッケと書いてありました。

この中でガネが一番印象に残りました。鹿児島産紅さつまの天ぷらだそうですが、鹿児島弁で蟹をガネと言うそうで揚げあがった形が蟹に似ているところからこの名前が付いたそうです。

これがなんとも言えないおいしさでした。使っている材料自体は野菜ばかりなのですが、脂っこくなくサツマイモや野菜の味わいが深くてこんなのがあるんだなあと思いました。

元から期待はしていたのですが、良い意味で期待を裏切られた感じで今まで食べたどんな駅弁よりもおいしく心に刻まれました。

と、ほとんど駅弁ブログになってしまいましたがそうこうする内に山を出ました。

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そして見えてきたのが桜島。この日の朝に噴火したと車内のアナウンスで言っていましたが今なお噴火する活火山です。雄大な姿にみとれてしまいました。

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桜島を見ながら進みはやとの風は鹿児島中央駅に着きました。熊本駅を朝に出てついたのは夕方前でした。色々見所が多い路線で楽しい1日でした。しかし疲れました。

おまけ、鹿児島中央駅でも列車が見えるホテルに泊まりました。

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ちょうど新幹線のホームの端が見えます。

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路面電車も走っています。

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アミュプラザ鹿児島と言う駅ビルの観覧車も見えました。鹿児島では列車に乗る以外の観光ができなかったのですが記念にこの観覧車だけ乗りました。

と言うわけで長い3日目が終わりました。



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プロフィール

門田 匡史

Author:門田 匡史
奈良県生駒市の生駒吉岡皮膚科医院の院長をしています。趣味の話など書いております。

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