「そして恐竜は鳥になった 最新研究で迫る進化の謎@土屋健」を読みました
「そして恐竜は鳥になった 最新研究で迫る進化の謎」と言う本を読みました。「発掘!モンゴル恐竜化石展」で「鳥は獣脚類だ」と言う言葉を見てから気になっていた疑問が解けた本でした。
食べ物の変化、子育ての変化、翼の変化など様々な観点から恐竜から鳥への進化を解き明かしています。すでに知っているジュラ紀の始祖鳥以後が鳥類として分類されるようです。
恐竜の大量絶滅で哺乳類や鳥類も多大な影響を受けたものの生き延びその後繁栄するわけですが、陸上ですぐに哺乳類が覇権を握ったわけではなく恐鳥類と言う哺乳類をも食す陸上性の鳥類との戦いに勝って哺乳類が地上を支配したと言うのは知りませんでした。
コラムも参考になりました。自分が子供の頃は草食恐竜と言っていたのになぜ今は植物食と言うのかという疑問を持っていました。
草食の「草」とはイネ科の草を指しは今は普通にありますが、実は大規模な草原の出現は1800万年前のことだそうです。恐竜時代には草はあったかも知れないが草食というのは不適切なので植物食というようになったそうです。
子供のおかげで再び恐竜にも興味を持つようになりましたが、昔とは違うところがたくさんありおもしろいですね。
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