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ソチ五輪フィギュアスケート 女子SP・FP その2

浅田真央選手の演技の素晴らしさにそのほかのことが頭から飛んでしまっていましたが、それ以外のことについても感想を書きたいと思います。

まずは日本代表から。

鈴木明子選手は足の痛みで万全の状態ではなかったそうですが、がんばったと思います。痛みの原因がうおのめ、とも聞いて思わずうまく削っていればなんて思ってしまいました。

村上佳菜子選手は実力はこんなもんではないと思うだけに、現役続行かまだはっきりしませんが4年後またリベンジしてほしいなと思いました。

上位選手についてはまず金メダルのアデリナ・ソトニコワ選手はなんとも言えずパワフルな演技でした。3連続ジャンプの最後の2回転ループでよろめいた以外は完璧な演技でした。GOEの加点も演技構成点についても自国開催の有利さで出過ぎだと思いますが、優勝で仕方がないかなと思います。リプニツカヤ選手に団体のSP、FP両方出番を取られて注目も向こうに行ったという悔しさからの気迫の演技でした。重戦車のようでしたね。

銀メダルのキム・ヨナ選手はノーミスでしたが淡泊な演技に感じました。FPの連続ジャンプを見ていて回転数の合計が少ないんように思ったら、実際技術点の基礎点を見ても上位の中では低いものでした。

が、キム・ヨナ選手の一番凄いところはオリンピックで2大会続けて自分の演技構成の中で大きなミスなくやりきったところだと思います。

一度演技を生で見たいと思いながら昨年のグランプリシリーズに参加せずグランプリファイナルで見ることはできなかったのが残念でした。

銅メダルのカロリーナ・コストナー選手は今までなんとなく印象が薄かったのですが、フィギュアスケート専門家の間で評価が高かったのがなるほどと思いました。最後のオリンピックで銅メダルを取れて良かったと思います。

リプニツカヤ選手は団体の演技が嘘かのような転倒続きでした。注目されすぎたのがあだになったのでしょうか。良いパフォーマンスを続けて出すと言うのは難しいんだなと思いました。

しかし表現力その他はソトニコワ選手より上だと思いますし、グランプリファイナルで生で見た時にロシアにこんな15歳がいるんだと背筋が寒くなった記憶があるのでこれからも楽しみです。

アメリカのグレイシー・ゴールド選手も良かったですね。正統派アメリカ美人で滑りも良く久々に強いアメリカ人が出てきたと思いました。

全体を振り返ると男子と違って女子FPは良い演技が多く見応えがありました。

4年後を考えるとロシアの今回の2人とアメリカのグレイシー・ゴールド選手は10代なので次もありそうだし、3月の世界選手権でいろんな選手が引退したあとはこのあたりの選手が有力になる気がします。

日本も(引退しなければ)村上佳菜子選手や宮原知子選手達にがんばってほしいなと思います。



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テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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門田 匡史

Author:門田 匡史
奈良県生駒市の生駒吉岡皮膚科医院の院長をしています。趣味の話など書いております。

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