

宮城谷昌光さんの
「湖底の城 呉越春秋」の6巻を読みました。
伍子胥が呉王闔閭や孫武と共に楚に攻め入って、ついに首都を陥落させるものの楚王は取り逃がしてしまいます。
そこで父、兄の仇であるすでに死んでいた楚の平王の死体を300回むち打つと言う行為に及びます。「死者に鞭打つ」の語源ですね。
ここまではうまくいったものの、闔閭の弟夫概の裏切りや越王の允常が呉に攻めてきたため楚から引き上げることになりました。
越王が勾践に代替わりしたあたりで次回に続くとなりましたが、そろそろ下り坂に向かいそうです。
スポンサーサイト
テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学