フィギュアスケート女子シングルＦＰ

フィギュアスケート女子のＦＰが行われました。期待の浅田真央選手はミスもありましたが銀メダルに終わりました。キム・ヨナ選手は完璧な演技で、空前絶後のＦＰ150点で優勝でした。この高得点を前にしてはたとえミスしていなくても勝てなかったような気がします。銅メダルのロシェット選手との差が意外となくて、銀メダルを死守したことでまだ良かったんじゃないでしょうか。

バンクーバーで金メダルを取ることだけを考えて、カナダに住みカナダ人のコーチをつけ、北米に向いた曲の選択や今の採点方式で高得点をとるための演技構成を作り上げなおかつそれを完璧にこなしたキム・ヨナ選手に今回は完敗といった感じでした。しかし今シーズン前半のグランプリシリーズの大スランプからしたら、良くここまで持ってきたんじゃないでしょうか。苦手のＳＰは完璧、ＦＰはミスがあったもののトリプルアクセルは2回決まりました。それでも勝てなかったと言うのは現実ですが、きっと常人には及びもつかない猛練習をしプレッシャーを乗り越えての結果ですしお疲れ様でしたと思います。

その他では鈴木明子選手がのびのび演技をしてＳＰ１１位から順位を上げて８位入賞。本人も満足していて素晴らしいと思いました。

浅田真央選手は今回は納得できない演技で残念でしたが、きっと次のソチ五輪では金メダルを取ってくれることを期待します。これからの４年間もフィギュアが楽しめると思って前向きに考えます。