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中華そば ○丈@難波

難波の「中華そば ○丈」というラーメン屋に行ってきました。難波のなんさん通りから細い路地を入ったところにあります。最初その路地に気付かずに行き過ぎてしまいました。

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のれんに「贈 麺哲」という言葉がありますが、「麺哲」というラーメン屋出身の方だそうです。麺哲といえば関西ラーメン界に庄司忠臣さんと言う有名なラーメン職人がいて、その方のお店です。

庄司さんは熊五郎系列の調理責任者として新たなブランドのラーメン屋を次々にオープンしたり、豊中で麺哲として独立してその後支店ができたりお弟子さんが独立したり、他のラーメン屋にも影響を与えたり。「ラーメンは麺が主役だ」というコンセプトの元、自家製麺をしたりと麺にこだわりのある人です。なかなかすごい人なわけですが、残念ながら豊中に行く機会がなく麺哲自体に入ったことがありません。

ちなみに天理で勤務していたときに奈良の「まりお流ラーメン」というラーメン屋で一度庄司さんが他の業界関係者らしき人達といるのを見たことがあります。トレードマークの赤シャツを着ていてほんとに赤シャツなんだなあと思いました。

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中華そば(東大阪高井田風)¥650
さて前置きが長くなってしまいましたが初めてだったのでオーソドックスに中華そば(東大阪高井田風)を食べました。他には和歌山風ラーメンとかつけ麺とかキムラ君(釜たけうどんのところで書いたやつです)というメニューやご飯ものがありました。

東大阪に高井田という地名がありそこのご当地ラーメンで高井田系ラーメンと言うのがあります。極太麺に醤油濃いめの黒いラーメン、「住吉」、「光洋軒」と言う2軒の有名店があり昔食べ歩きをしているときに「住吉」に行ったことがあります。昔から変わってないんだろうなあという店構えに味、なかなか趣深いものがありました。

そしてこのお店の中華そばですが、やはり黒いです。濃口醤油の良い黒さですね。ぱっと見た目は「新福菜館」に非常によく似ています。麺は太いですが、極太麺と言うほどではなく「住吉」なんかに比べたら細いんじゃないでしょうか。食感はもちもち、つるつるっと食べられて、おいしい麺です。さすが「麺哲」出身というところでしょうか。スープも醤油のこくがきいて良い味をしています。

最初から胡椒がかかっているのは最近のラーメン屋としては珍しい気もしますが、あえてジャンクっぽさを狙っているんでしょうね。

全体としては麺、スープ、そして店の内装も「洗練された」というところをあえて外して昔ながらのB級っぽさを狙って作っていて、それでいながら高井田系ラーメンからしっかりと進歩しているというように感じました。お客も(男ばかりでしたが)次々と入ってきて待ちもできるほどで人気店なようでした。

あえて難を言うなら麺の量がやや少なく感じました。並ではちょっと少ないかもしれません。

中華そば ○丈 (maru JOE)
06-6643-6633
大阪府大阪市中央区難波千日前6-16
営業時間 11:30~15:00 18:00~21:00
定休日 水曜日


テーマ : ラーメン
ジャンル : グルメ

プロフィール

門田 匡史

Author:門田 匡史
奈良県生駒市の生駒吉岡皮膚科医院の院長をしています。趣味の話など書いております。

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