「ハーモニー@伊藤 計劃」を読みました
そして2冊目は同じ作者の「ハーモニー」です。

こちらも近未来(21世紀後期)が舞台の小説です。女の子が表紙で主人公「霧慧 トァン」、物語のキーを握る人物「御冷 ミァハ」と言うライトな名前で、文字の密度も低く文体も軽快で「虐殺器官」と比べて恐ろしく速く読み進めることができます。
主人公「霧慧 トァン」はWHOの特殊な部門の職員で今で言うと国際警察の捜査官みたいな役割で、ある事件の謎を捜査して行くうちに死んだはずの「御冷 ミァハ」の影を追っていくと言うような内容です。
「御冷 ミァハ」が目指す世界、「ハーモニー」と言う言葉の意味、そしておとずれる世界に頭を殴られたような衝撃を受けました。いったいなんて人類補完計画と思ってしまいました。
前作より読みやすいにもかかわらず人間の精神の根幹に関わるようなアイデアで、なんてすごい作家なんだと思ってしまいました。夭折されたのが残念でなりません。
こちらも近未来(21世紀後期)が舞台の小説です。女の子が表紙で主人公「霧慧 トァン」、物語のキーを握る人物「御冷 ミァハ」と言うライトな名前で、文字の密度も低く文体も軽快で「虐殺器官」と比べて恐ろしく速く読み進めることができます。
主人公「霧慧 トァン」はWHOの特殊な部門の職員で今で言うと国際警察の捜査官みたいな役割で、ある事件の謎を捜査して行くうちに死んだはずの「御冷 ミァハ」の影を追っていくと言うような内容です。
「御冷 ミァハ」が目指す世界、「ハーモニー」と言う言葉の意味、そしておとずれる世界に頭を殴られたような衝撃を受けました。いったいなんて人類補完計画と思ってしまいました。
前作より読みやすいにもかかわらず人間の精神の根幹に関わるようなアイデアで、なんてすごい作家なんだと思ってしまいました。夭折されたのが残念でなりません。