映画「エヴェレスト 神々の山嶺」を観に行きました

映画「エヴェレスト 神々の山嶺」を観に行きました。
原作の夢枕獏氏の小説「神々の山嶺」を読んで好きだったので行く気になりました。
1997年に小説が出版されたみたいなので、おそらく大学生の時に読んだのだと思います。なぜか昨年もう一度読みたくなって再読しました。その後「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を見たときの予告編で映画化を知りました。
孤高の登山家羽生丈二の前人未到のエベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂への挑戦を、それを撮影しようとするカメラマン深町誠の視点から描かれています。
夢枕獏氏の小説の特徴の一つである、特異な人物の狂的な情熱が原作の軸となっていましたが、映画ではそれがまずまず表現されていたのではないかと思います。
時間の制約で原作からかなりの部分が省かれていましたが、羽生丈二を主軸にうまくまとめてありました。
小説を映像化するわけなので、映像として観たい厳しい登攀場面に時間を割いてあったのは良かったと思います。